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2012.05.10
もう、濃い夏の香り
なんて、まだ五月の風
うすぐらい明かりの歩道を
はだしで歩いている
深夜

影なんかなくても
ずっと踏みつけるように寄り添っていた

汗が、
冷えていく

ことばが
ほしいな
あなたの内臓の匂いや
思想の継ぎはぎや音楽もがしみついて
離れないような言葉が
ほしいな

あなたは一人きりで
塗りつぶしてきた地図をさしだして
まるで子どものように笑った
それでもわたしは泣きそうで
あなたのいない世界に生きた日々が
もう二度と思い出せない場所のようで
かなしかった

コンビニまでは、この交差点をすぎたら
すぐ右に曲がってすこし坂をのぼる
もう覚えた
わすれもしない
ありもしない景色だって

(地図のない記憶)
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