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2010.09.30
動き出すと足がしびれた
しずかに僕に教える
まだ踏み出さないほうが良い
みっともなく転んでしまうなら

ああ
ジンジャーエール飲み干したいな
ベランダから月の光が漏れて
僕の脳髄まで映すだろ
それが見たくなかったもの

手に入れようとしよう
入らない自由の中で生きていよう
鎖でしばられた出口の
内側で口笛をふこうよ

空のまぶしさに誰かの声の軽さが

(宝箱)
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2010.09.23
戦うことを忘れたんだ
心の中の君を
大事にしすぎて

しびれて
指の先
なめてよ
きれいにしてよ

いつも生暖かい他人が
僕の目の中に這入ってくる
こわいけど嬉しくて
幸せだけど不幸せ

お茶をいれて
あげる
君が好きな歌を歌えない代わりに
精一杯優しくしてあげる

とめて

になりそうなお湯
のギリギリのところで
泳ごう

(窓のない部屋)
2010.09.23
立ち尽くすという美しさに
頭をやられました
ついでに言葉を
覚えました

がらくた同士でくっついて
傷見せ合って泣き真似をする
楽しいんだ
すごく楽しい

今立っている場所が
ここだって
わかりました

運の悪い
鳥たちの群れが
殺される早朝
カーテンを閉め切った
せまい部屋
君とふたりきりで眠っている
ふりをする

希望を暗示するものは
悉く燃やしたくて
我慢できない

細い腕をつかみきれなかった
目の色が澄んでいて
きれいだった
人形のような冷たい頬
君がすきだったもの
私は全部きらいなんだよ

まぶしいものを
見ました

(思い出を生きる)
2010.09.23
青い空気
吸い込んで青くなった
気がした
少女の日々

悪化する気持ち
深くない傷を信じられなくて
凶器を握って
わらっていた

花が好き
だから集めて
放り投げようよ

白い太陽を眺めると
つめたくなった気がする
身体の芯が
すこしだけ強くなるような
錯覚を起こす

駆け抜けて
それだけで
風になれると思ったんだ
うそじゃないんだ
かなしいほど

(once, you were)
2010.09.23
片手にちょうど握れるくらいの
気持ちを
誰にぶつけるか考えて
でも
考えなくても 同じ

階段を昇り続けても
見えるものはふえなくて
むしろその逆だったな

最後のボタン
押したらだめで
最後の線を
切ったらいいよ
なんて
言われて

迷いきった君のうなじ
悩ましげに影を落とす
まつげも
きらい
壊していいよ

(穴だらけ)
2010.09.23
まるい
まるい
見える範囲は
すべて

のこぎりで
私をばらばらにする人は
きらい

(憧れの対)
2010.09.23
にじみきった午後
ひとりきりで笑って
歌って

夜になるのが早いと思う
誰かが私の頭を泳いで
いつのまにか

偶然の一致なんだ
他意はない
比ゆじゃない
ふりかえらないのが
いいよ

懐かしい音
三拍子 手をふって
雨音は耳を叩く

(すこし失くす)
2010.09.23
扉を閉める
うすぐらい空と冷たい手足
おかえりのひびきで
上手にいれて

早速手に入れたようだ
夢のふりした現実が
私の頭をぶって 痛いな

読みかけの本はどこだっけ
思い出にすることもできない
あたたかい言葉たち
まだ抱きしめている

季節がやってくるようだ
飲んでしまう
この色を

(ひとりのとき)
2010.09.23
できるだけしずかに
雨は町をぬらして
めざめた君は憂鬱に首を振る

もう昼も過ぎたよ

すべりおちるたくさんの景色
そこらじゅうに
そっと光を散りばめる
きらいな人のこと
思い出した
木曜日

電話を待っている

(会えない約束)
2010.09.13
夏のはじまる詩を書いたのが
昨日のことのように思えて
下書きのままの言葉たちに
ごめんね
と言う

手に入ると思ったから手を伸ばしたわけじゃなく
それ以外のことは思い浮かばなかったんだ
拒絶されるのに
まだ慣れてなんかいないのに
それでも

胸が痛む
そういう季節で
立ち尽くすことができるひとと
できないひとの違いを考える
そんなことしなくたって
風がにおいを連れてくる
ここまで

色のぬけた恋のように
懐かしいものたちを両指で数え上げる
鳥の飛び交う
駅前の喧騒も
それとなく落ち着いた気がして
見上げる

空は染まるんじゃない
いつも私が染めている

(めくる)
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