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2009.03.31
かなしいらしい
花が咲かないのは
勿体ないらしい
この駅で降りないのは

やましいなにかを抱きしめて
軽くうそみたいな季節は
走るけど追いかけない
ゆるやかに
静止に向かう
衝動を見ている

君は
ねむれないらしい
いつもよりかたい枕では
電気の遠い
この部屋では

(出生)
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2009.03.30
言葉なんてそこにない
衝動だけ

きみへと向かうのは
感情だけ
唯一は
それだけだよ

笑ってて
そばにいて
わがままでいさせて
ずっと
一緒に

なんてね

強かな時の流れが僕を壊す
思い出にしなくてもいいけど
なまぬるい胸の痛みで今日も眠れないよ

好き好き好き好き好き
大好き

ぜんぶうそ

(初恋)
2009.03.30
海にいってみたくて
国道をひた走る
春の景色
桜が散って僕らは眠る
手を握らずに

後から後からあふれてくる
ながれる前にかわく
僕らが暮らした
日記のような日々も
ここから見える町に
閉じ込めた白い花
あいまいにやり過ごした
ふれて
触れないで
キスして
今すぐ

目を瞑ると
冬も夏も遠いとわかって
いとしくなる
抱きしめたくなる
ずっと聞いていたくなる
忘れる前に
痛くなる心に
うそをついてあげたくて
じっとりとまとわりつく空気の熱
吸い込むだけで

雨でいい
晴れなくていいよ
どうせここから出られないんだから
繰り返すことしかできないなら
もっと
そばに

痛い
ゆるして
壊して傷をつけて治して
見ないふりをして
優しくして
名前を呼んで
笑って
さわって
そこにいて

(熱)
2009.03.30
泣きたくなる
その腕が急に抱き寄せた
そしてこの世界がゆれて
私のなにかがつぶれる
壊れる

微風に乗っかった
その、あなたのにおいだけで
わずかにふるえていた心が
ぱりんと割れる

鳴くギター降下するベースうるさいドラムが刻むのは小手先だけのパターンじゃなくて絡まるギター跳ねるベースこの心臓を急かすように止まないドラムが嗚呼
あなたの声が

泣きたくなるよ
狭い個室だ
いろとりどりのライトの眩しさに目をとじなくても
私のマフラーで目隠しをしたあなたの髪
その、あなたのにおいだけで

泣いてしまう
すきなんだすきなんだすきなんだ
だいすきなんだ
すきなんだ

(融ける世界)
2009.03.30
その指がすくいとったもの
私の一部
私の一部だったもの
あなたの一部になりそうなもの

奪ってくれてもいい
どうしようもないくらいに
傷つけてくれたっていいよ
一生忘れたくないだけだよ

(回顧録)
2009.03.30
あなたの背中
ああ
抱きしめてもいい
春が来る
あなたと一緒に
すごせない四月がくる

ただはじまりはいつもそこで
戻れない戻りたい
だいすき
大嫌いってそういう
くだらない嘘をついてもいいかな

あなたの声
ああ
どこまで連れてかれるかな
ギャンブルみたいに
考えてる
本当はただ泣きたいだけだった
世界の終わりを待つより

(最寄り駅)
2009.03.30
底をあるく
海の青い暗い道を
追っていく

あなたがしずめた夏のかたみ
振り返りはしないけど少し懐かしいから
少女の影を消す
波の音に耳をすまして

まだ

(恋人B)
2009.03.27
こんなにあなたのことをすきになったのに
この世界は消えてしまうそうだ。

あったことのない景色まで
走る誰かの後姿はにくらしくて
ほんとうは今にも殴りかかりたいけど
出来ない。

おくびょうさは正しい理性
おぼつかない手つきで私をさがす
その手の先にふれたくはないよ。

こんなにあふれてしまいそうななにかを
捨てずにはいられないなんて。

(駄作)
2009.03.27
ごめんね
もう

華やかに散る
空き缶をけとばす岐路のどこか

ふれていて
言葉がわからない
あなたはどんな人間だったっけ
名前をおしえて
言葉がわからないから
ふれていて
その指で
この肌のあるところ
すべて

無垢な子供が
墓石を蹴飛ばしたあの夏のどこか
それくらい罪深い
なあ

(対峙する精神)
2009.03.27
星にはなれない
きみも夢を見ていたけど
立ち止まっては泣いて
どうでもいい世界をゆらしている
子供みたいに

もう見えないね
遠く過ぎ去った車窓の光も
届かない
映画の中のワンシーンみたいだ
ありそうでここでないもの
憧れるばかりの僕らがまだ
ここにいる

奥のほうで鳴ってる
同じような進行のすみで
おなじようなフレーズできざむ
それがお腹にまでひびいて
もう聞こえない
もう聞こえないね

(星夜行)
2009.03.27
どこにもゆけない水曜日
明るくなるよりも暗くなるよりも
まずはもっと薄くなりたいな
なんてね
コンビニが駅から遠いんじゃなくて
その足が

もうちょっとしたたかになってみたい
とびこえてしまったら
その足音に

ふり向かないふり向かないふり向かない
うちこめない
あーもう歌えない
眠れない
夜が来ないから朝も来ない

(I hate you)
2009.03.27
指先が提示した
あすへの
行き方を無視する
ばかりでなく私は
ちいさな針をにぎりしめて
のみこもうと
すべての不条理不浄を
のみこもうとして水を浴びている

逃げられないものから
にげてゆくのに全力疾走できない
中途半端な私のいたみが
また誰かを傷つける

壊さないで
こわさないで
何度か願う言葉がそらに落ちるの
どこか遠くに行ってしまうの
笑えてしまうかな
ああ

(一本)
2009.03.24
汗ばむ手のひらを
ひたいにこすりつけて
仕方なく笑った
せんたくもの取り込んできて
風がつよくて砂のにおいがする
ぱりぱりに乾いたからだの一部を
こっそりと水でぬらす
ゴミを捨ててきて
ツタヤに行くついでにお願い
他愛ないやりとりの底に
ひそんでいる絶対的ななにかを
みないふりする
違う
みてない

青から紺へ
赤の絵の具はなくしてしまった?
空白に縫い付ける悲鳴
精度は問わないけれどすこし切ない
蝉の声蝉の声蝉の声がうるさい
ここはバスじゃない

もう出かけなきゃ
鍵は持った
ハンカチは持った
うすぐらい部屋のなかで確認する
左手でにぎっている凶器について
あなたは考えもしないことだろう

(飛びこえる支度)
2009.03.23
背中にもひざにも
突き抜けるような電気の点々
ぼくには笑えないできごと
散らばっているこの海の上
手をあげると時間がながれていく

心からの言葉を
きみが噛み砕いてのみこんで
もうみえないところ
吸収するよりも汚くて
きらきらにひかる皮膚には
いつのまにか傷がついてて

地響きをやりすごす
ヘッドフォンもアンプもつながっている
直接感じたいって言う嘘で
ぼくはきみにはいることもできる
嘘じゃないよ

宝石のようなその器官

かばんの重みで
壊れたのかと思うと
とてもふがいないのだけれど
それでもいい
全部ひっくりかえしてやろう

(作す為に)
2009.03.23
じんじんずんずん
殴れているような刺激で
目が覚めるのはもう慣れた

とんとんかんかん
くすぐられるまぶたの裏
思い出せない記憶を
思い出さなくて良いよ
だからすこしだけ優しく

ずんずんじんじん
うるさいうるさいうるさいうるさい
壁の薄さは誰との距離
聞こえないふりするより
もっと上手くやろう

うるさいうるさいうるさいうるさい
僕が届かない場所で泣かないで
笑わないで
すきだとかいって青くなるのも

(こどものけんか)
2009.03.23
ぜんぜんわかってないね
このすれ違う感じが欲していたものだと
開き直ってしまうのもそれはそれで
だけど

すきだと言ってみよう
それだけじゃ終われないよ
それどころかはじまってもない
この手にふれて名前を呼んで

そんな夢の中でいつまでも
壊れかけの手紙を握り締めている
残像なんじゃないって
たのむから言わないで
ねー

(水色)
2009.03.23
泣きそうなる
右の
うでの、
ちぎられるような痛みと
きみの冷たい声に

牡丹をふたつ
空の上からじっと見つめてた
そこまで落としてみて
僕らは永久に黙っている

ファスナーを
開けて
汗をかいているのに
もうなにもかまわなくて
逃げたくて
いまにも
駆け出してしまいそうな
そんな無言の追求で
ほろほろと風にとける

その体がまぶしい
伝わりづらい思いだけを
伝えたかったといって
笑っている
ような音声でいつまでも泣いている
空が

(祭式)
2009.03.21
ここにあるのがそれ
いつまでも

夢を見てほほえみあえるような
友達なんていないし
今日もひとり歩いていくだけだ

雨音のせいで
叩くリズムがはしると
いつもきみは不機嫌になる
そんな夏の夜のことを思い出したよ
今更だ

ずいぶんとむかしのことになってしまった
手紙は燃やせないよ
どうにかして
忘れたいとおもうのに
まだ痛い
この胸の傷

白いテーブルをよごしたのは誰
白い海に飛び込んだのは誰
白い心に傷をつけたのは誰

かなしいくらいにすべてがきみ

(糸)
2009.03.21
きみと同じ空で
吸い込んだ眩しい太陽の匂いが
ここまできている

吐き出してもいい
逃げ出してもいい
忘れられなくても
いいよ
いいよって
誰か言ってよ

ここはどこだかしらないけど
広がる絶望だけが本当
この視界にうつるのが
きみじゃないといい
きみじゃないといいな

(取り消し)
2009.03.20
泣くほど絶望することなんてない
今のところは.

映画をみているような感覚で
そっから飛び降りるなんて
無理だよ.

笑わないでください
こんなに必死なのに
くだらない感傷で倒れてしまいそうなのに.

捨てないで.

(接着)
2009.03.20
朝は短く
夏は長い
終わる日を
眺めて

写真にうつる
きみの顔は
相変わらず
莞爾

すきだよ
と軽い気持ちで
言えない
まだ黒髪

(情緒)
2009.03.20
じんじんと浸みる消毒液の白
あおぞらに昔から似合わなかった
桜の季節
木々の間をすべるようにみた
車両のラインは県境を越える

踏み切りでちゃんと停まって
いますぐ逃げることに意味はないから
すこし考えてみて
もう何が足りないのか
判って

卒業式の体育館はいつもより熱のない
いくつかの人形がきれいに並んでた
白々しいその数々を
何度蹴飛ばしたいとおもったかなあ

(春を請う)
2009.03.20
あてもなく
人を傷つけている
声が聞こえなくなるまで
ここを眺めていようよ
これを

もっと真っ直ぐ
歌われない程度のきれいな景色を
ぎゅっと握っていられるの
今だけ

歩いたり走ったり
おいつけない誰かの背中
抱きしめてしまいたい

あー
風がふいてはやんでいる

風が
ふいてはまたふいている

朝焼けが終わると雲は青空に飛ぶ
笑うことのない会話で
ぼんやりと意識する
その

(挺身)
2009.03.19
泣かないでいい
手を重ねると
きみの体温が伝わってくるから
そんなの嘘にしか聞こえないよ

広げた雑誌のどこかに
いつか描いていた姿を見たよ
もう何もほしがるのはやめようと
言ったばかりのきみの目は

ああ、ああ、ああ、ああ。
嘘にはならない

(修正液)
2009.03.19
決してふりむかない
あなたの服の袖を切って
逃げていく

引きちぎるのはその体と、この校舎
音読みはふたつある
そんなことに気づかなかったなんて
まさに一生の不覚!

金属バットを握り締めたことがなくて
それなのに花見に行こうとか
コンビニができたよとか

笑う
笑えるなら笑うのが一番いい
笑顔でいて泣かないで僕の前で

饒舌な刃物
そのなだらかな
頬をすべる風すらにくい

(偶像崇拝)
2009.03.19
握り締めた凶器は
やわらかくて眩しいそらの下
白昼に埋まる
私の声もあなたの声も

かばんの中にはいっている
誰にもいえない気持ちや
吐息を固めた手紙

氷のように消えてしまうまえに
この目の前からなくなってしまうまえに

悲しい話
テレビはぷつんと音を鳴らして
私らの視界から連れて行く
もっとどこか遠くに

さっき捨てたナイフを
また拾いにいくために
地図をみている

太陽がみえないから
多分使えない

(針)
2009.03.18
冬のにおいが手からこぼれて
もう見えなくなる
ながれていく風のどこかに
含まれた時間の鍵

思い出すことがなくなるように
花が咲いたことをわすれるように
海の波がやむのに
気づかないように

きみが大人になるたびに
脱ぎ捨てていく影の重みを
踏みつける

追い越されて追い越されて

(鉄線)
2009.03.17
涙がたまって
すこしかわくとぴりぴりとした傷みが
まばたきの度に

私にはいくつかの夢があって
それは結婚することだったり映画をつくることだったり
最後の日まで詩を書くことだったり
そういうのは
誰にも言いたくないよ

コーヒーより紅茶が合うね
こんなきれいなショートケーキには
そういって沈むんだ
いつか忘れるんだ
思い出すことがないんだ
執着なんて
かっこわるいって
そんなふうにいわれてしまうかな?

海に行きたい
潮風になでられて
このひふの感覚をさだかにしたい

あー
あなたをすき

(波を抱く)
2009.03.17
かぞえたことはない
あなたが
ここにいられる理由を
私は知らない

手をとって
たまに息をしているのを感じさせてよ
花よりも空よりも
懸命に

白紙の上に針を落とす
ふりかえるまえに
きざんでいる音をとっておく

足りない
足りないパーツはいらない
とけて
消えて、なくなって
多分どっちにしろ忘れるんです

(写真)
2009.03.17
連なる屋根の色は
おんなじ寂れ方をしてる
町にはたったひとつの
懐かしさがたたずんで

雨音
ぽつりぽつりとまるみをおびた
湿った匂い
窓枠からにじんで
すこし温度を下げるよ

ああ
風鈴がゆれるまで
花火が咲くまで
あなたが眠るまで
それとも
電車で遠くにいけるようになるまで
だから
大人になるまで

つまり雪が降るまで

(いつか)
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