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2008.07.30
低い肩
遠くのほうが見える
星の名前を教えて
次祈る時に呼ぶ名前を教えて

夜の青さには目を瞑るだけでいい
深呼吸でひびく世界の声が
内臓の奥にまでじんじんと鳴る

抱きしめて
こぼれていく気もちを見過ごして
せつなさは
いつまでもこの身体にしみるから
足元に気をつけて
そっと歩け

(夜を泣く)
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2008.07.30
瞳を閉じて
青白い壁にかこまれた
きみの華奢な身体
抱きしめない
泣きそうになっていて
だけど笑う
いつも同じ

悲しくなんてないから
外は夏
うるさい蝉の鳴き声を
凍らせてしまえればいいよね
同意が欲しいわけじゃない

過ぎる日々
懐かしさにおぼれて
また求めてみたりする
名前もしらない他人の
心臓を手に入れた気にならないで
それはとても
ずるい

(美術館では歩き続ける)
2008.07.30
交互にかわく信号
せまい部屋から飛び出したら
いつもと同じ空気が
僕を満たす

これ以上走れない
疲れて死にそうになるまで
遠くへ行こうよ

おおきな鞄に
詰め込んだすべてに
僕は約束をうらぎらない
泣かないでいる

いくらでも見れた夢を
忘れるようにするりと落ちる
果てしない暇つぶしの中で
苦しい

息をすればくるしい

(僕らはその度に新しくなるけど)
2008.07.29
発泡性の感情で心臓は傷だらけだ
あなたのためになんていって此処を出よう
思い出すことばかりで新しくならない世界が
やっと輝きだしたと思ったらもう尽きる

夕焼けは私の知らない国で
生まれたり死んだりしている
たぶん
たぶんね
こわいとかやさしいとか
結局は同じ肌の
同じぬくもりだったのかな

ぼくが捨てた罪みたいなサイケデリックな背景を
無視しないで
でも逃げたい

(ヒーローとメディシン)
2008.07.25
そばにいてよ
上手くできない僕らの
確かめ方をもっかい考えて。

やさしくなるなら
もっとはじめのほうから
私を呼ばないで欲しかった
ね。

うそつき
それでもいいから
早く
ただはやく。

(i want you)
2008.07.25
真っ赤なバスが吐き出しているあれは涙?
きみはまぶしくわらってから、そう呟く。そうかもしれない、そうかもしれないよ。ぼくが髪をそっと撫でると、すこし泣く。さっきまで笑っていたのに。なんで、なんていわない。

タクシーに運ばれていくあの感じで、きみがうごく。よそゆきの中途半端なタータン・チェック。願い事なんて、無い。おなじじかんを貪りあう。まずくても、飲み込んであげる。

きりんや象やりんごは、いつまでも空色のまま。絵本の中にすんでいる。妖精なんて信じない、みたことがないから。おばけなんて信じない、みたことがないから。運命なんて信じない、すぐ壊れてしまうそうだから。

あざやかなのがいい。ずっと、あざやかなのがいいよ。
スカートをぬぐ。女の子でよかった。きみはそうやって我慢してきた。
ハイネケンはお父さんの。だけどかばんに忍ばせている。きみは慣れたそぶりで、さそう。ぼくを、どこかに、連れて行ってくれよ。

破裂しそうになるまでだいすき。

(風船はみずうみに沈む)
2008.07.24
柔らかい感触は
私のしらない動物の肌
この喉を衝く
いつか空に還すための
白さが

はじめては慣れてるふり
二回目からはじめてのふりで
きみには終わり

ほら、
溶けてしまうから


スキとキス
好きだ、と言うくちびるのかたち
当たり障りのないふうに
飽きるまで触りあったら
どこかが
私のどこかが
埋まると、いいな


knife

その、それ
キョウキと呼ぼうよ
けったいなアクセサリーを
はずして、
好きに融かせ

へなへなと
なってしまうまで
遊ぶ


汗と果実
聞きなれた声がふるえて
私は
泣きそうになりながら
笑うの

(knife)
2008.07.03
遠くの門が
しまる
遅れてしまったね
うるさい蝉の鳴き声をきいて
空の下でゆれている
青々とした草
川の匂いがするね

疲れた足で踏むコンクリート
きみに追いつかないように
でも置いてゆかれないように
意識して

とりたちが散らばって
ゆくね
きみはたぶん、見えないという
下を向きながら
僕は何も見えないという

(風がまわる)
2008.07.02
眩しい夜の波と
水槽のようなビルのにおいが
窓をぬけて
鼻腔をこえて
心臓に

集まってくる
風に誰かの声が
しみこんでいるような気がして
でも、それは
永遠に
気がするだけだ と
わかっていた
いつの日も

(つめたいよるに)
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