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2007.11.29
あなたの歌を待ってるんだ
なんの根拠もなく
あるいていける気がしたから
もう空なんて飛べなくて
そこにあるのは見渡すかぎりの
だだっぴろく伸びた青
眩しいという感覚を
初めてしったときのように
息をしよう

なんて
笑顔で言うなよ

(健やかな日々)
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2007.11.29
エメラルドの瞳が
まるであめだまみたいだから
中指でこつんとつついた
君は
あたりまえのように痛がって
なんだか僕も痛かった

(踏み込んだ先に)
2007.11.29
やさしくなるには
なにが必要かなんて
かんがえるだけで
消えたくなるから

きっときみはやさしいんだ

(潜水)
2007.11.29
あなたのことが
たぶん嫌いだ
だから
もっとかおをみせて
わたしの眼から
こぼれおちてきたものに
名前をつけるのも待たずに
水は肌にかえって
またあふれてくる
すこしのしょっぱさを網膜ににじませて
みたあなたの世界は
どうしようもなく
遠かった
それなのに
意識や感覚のすべてが
ゆがむまえに 
かわいてしまう

(km)
2007.11.25
寝返りをうつたびに
腹痛がひどくなる
こんな夜は

きみのピアノを聞いて眠る

かたく結ばれた紐をほどかれたように
不意に痛む胸の奥にちいさなひかりが芽吹いて
月のひかりをあふれさす

ぼくの中に
彼女の中に
この街のどこかに
握り締めた左手のつめに
両手でおさえたヘッドフォンの
内部に

(すみきった夜)
2007.11.25
覚えたての年号を羅列して
自慢げにわらう少女は
昨日みた星のいろを
まるきり覚えていないという

羽根がほしい
羽根がほしい

微風がきせつを連れてきて
合図なんかいらない
気まぐれにあるくよ

近づいてとおざかって
またすこし近づいたかな
いそがしい
その
落書きみたいな背中

教科書なんかおいていって
かるくなって帰ろうよ

羽根がほしい
羽根がほしい

ため息は輪郭を手にいれて
坂道をすべっていく
太陽がおちきったら

あの日のそらに手をひかれてけ

(羽根のない日)
2007.11.24
通り雨
まぶしいままで彩度をうばう
ファインダーのかたすみの花を
しずかなる海を
こえてわたしを傷つける

おもいだして
水平線をみないふりしてた
かえりみちの向こうのこと

(つないだ手)
2007.11.24
カラスが鳴く
きみのそばで
くろいかみを
かぜがたたく

きしむくさり
錆びた遊具で
あそぶ子ども
秋はゆうぐれ

もうよめない
日記なんだよ
わかってるの
わかってるの

(ひとつ ふたつ)
2007.11.24
夕暮れる街中の万華鏡
聞き飽きたような進行と
ささやくきみの声が近づいてくる
うすい
音がうすい
あめと水にさわる
あまい雲をほおばる
手にしていたはずの風船は
重力にさからって
もうみえなくなる
屋上はおとこのこたちに
とられてしまっているから
なにもかもがさみしいと
くやしく石を蹴る
きみが

(消える空白)
2007.11.24
地球がまわっていることを
はじめて知った斉藤が
教科書を蛍光ペンでぬりつぶす

透明半球によこたわり
いつか星をながめてみたい
シャッターを切る隙もないほど
埋め尽くされた夜を知りたい

まどろみながらみる夢は
絶妙な熱をもっていて
なやめる

そんな風に時計まわりの
あの子の目が行きつく先を想像する

白昼の号令が雑音になるとき
走っても走ってもころぶ
そんなまぼろしも絶え
かすれ気味の声に
吸い込まれてしまった二時間目を
おもう

(青い部屋)
2007.11.24
白い手首から
あかいなみだが滴りおちて
砂に染みた
日をしるたびに乾かされる
ざらついた海の響きが
耳に刺さる

あらゆる事象が眩しい

それまでも花の咲く過程だときみはいう
半信半疑でわらっていても
ふれてみたいと切望した
まざりあう汗と
香水のすきまにしのび込む
体中の温度が
上昇するのを感じながら
あおぎ見るその瞳の奥で
やせ細った折れそうな茎が
ゆいいつの色素をこぼす
ぽろぽろ と
ぽろぽろ ぽろ と

握りなおす手のひらに潜むのは
あこがれに似た五感の象徴
何度まぶたをひらいても
時計はうごく

枯れ果てた骨はすべてを拒み
世界の心臓と同化していく

(花葬)
2007.11.23
とうとう消えてなくなって一秒も
とおい昔みたいなことばのかたまりに
融けた
なんの兆しだかわからないけど
とりあえず掴むんだ
かなしいことなどなかったよ
精一杯の笑顔で嘯いて
きみの手には黄色のピック
はじけば世界がふるえて
地球があおいことをしる

何度だっていいんだ
そのなまえにふりむくのを
やめようかなとおもっただけ
すこしだけ

答えがほしいわけじゃない
繰り返す循環のどこかで
西の空は燃え尽きて
そんな今日にせつなくなる
儚さをにじませるなんて
くだらないことはしたくなかった
どこまでいってもとどかないような
錯覚の距離ははるかとおくで
寝息を耳にちかづけるたび
ひっかききずがふえていく

いつもとちがう仕草にだって
対応できるつよさがきらい
だからすきだよ
ときどき泣きたいだけだよ
絡まるだけでほどけそうにない
不器用な両の手はとりあえず
そらにかざして
目をとじた

(瞑想)
2007.11.18
朝とよるを知ってから
迷子になったきみのことを
わすれそうになってしまった

握っていた温度はひえて
今日もあたりまえみたいに
暗闇が迎えにくる

夜毎ふえていくなみだの理由
きみを抱いたのはいつだっけ
なくしたよ

(out)
2007.11.15
満開の太陽にのまれた
それはたぶん地平のかなたに
あなたがいたという証拠
今は夜
つめたいかぜを運ぶのは
誰の吐息だったか
世界を削る車輪の音に
耳を傾ける
すこしずつ磨り減って
いつか対極がまじりあう
そのとき
あなたの影は見えるだろうか
まぶたの裏にきえない傷は
本当にきえないだろうか

(跡)
2007.11.13
風呂上り
ひたいから目蓋をこえ頬をつたう汗が
涙のようだと感じて
そういえばしばらく泣いていないなと
気付く


窓の外
今確かに燃えはじめた夕日は
その姿のほとんどを隣のマンションにかくされている
視線をあげていくにつれ
なめらかな階段をのぼるように
橙は水色にかわる

あらゆるひかりをうけて
反射することで意識される
どこまでも続くような
一瞬の時間の中に置いてゆかれたものたち

雲が地平と平行にのびて
うつくしい天球のありかをおもいしる

誰もいない部屋の中にも
五時を知らせる鐘がなれば
ゆうがたとはいつの日もどこかせつないものだったと
当たり前のことのように思い出すのだった

からだはとっくにかわいてしまい
ふれたほおは砂のようにさらさらとしている
なぜだか胸が締め付けられるような
痛いようなおもいがした


まどのそと
干しっぱなしの洗濯物はきっとさめている
ゆっくりと暮れていくあの空が群青を呼ぶように


帰らなきゃ


(日暮れにかえる)
2007.11.12
かなしむことに飽きていて
いつも傘さえ置き去りさ
淡く太陽の熱

錆び付いた弦で鳴らせ
耳に不快なgood chord
映える
なんか笑える

目を閉じたらあなたがいて
お話はそこで終わりで
そして苦しくなる

適度な愛を信じてて
やわく叫べば満天の 星に
せつなくなる

錆び付いた弦で鳴らせ
耳に不快なgood chord
映える
なんか笑える

うしなうことに長けていて
嘘すら嘘に見えなくなる
胸が痛い
眩しく散る

(last summer)
2007.11.11
振り返らないでよ
転ぶのが下手だね
コーナー

振り返らないでよ
笑顔が上手です
パス

次もパス 次もパス
次のバス
何時間後?

ゴールかスタートで逢おうよ

気をつけてね
手をふってきえるんだ
青空に媚びるんだ

(時刻表散策)
2007.11.11
痛みなんかなくなって
生きていればそれだけで
安らぐことができるんだって

夢なんかみなくたって
歩いていればそれだけで
いつか虹に届くんだって

蚊のなくような声で呼んだよ
一寸先は闇
わかってんならそれはそれで

(極論)
2007.11.11
どこかで聞いたような歌
思いついたように口ずさんで
名前をつけたよ
正気でいれる
名前をよんでもらえれば

正しいことは正しいこと
きみを好きだというだけで
かなしい音だ かなしい音
響いてしまうかな
see it or it

かえりみちの落ち葉を蹴る
靴の中に砂が忍び込む
自販機がゆれている

どこかで聞いたような歌
リズムはばらばらでも口ずさんで
泣いたりなんかしていてさ
それに名前をつけたよ
まだ正気でいれる
名前をよんでもらえれば

(right or one)
2007.11.11
眠りがこないゆめをみる
満月は昨日あたりで
経験に溺れていく姿は美しくない
経験上

どこかで見える世界の一部
きみがみえないものたちの
叫び声を遮断するように

手を
かざしてそれに甘く触って
単純に成り下がる
それがいちばん心地よかった

目覚まし時計にかるく触って
時間をとめる魔法をおしえて
カーテンをそっとひく
白い水たまり

(安息)
2007.11.11
夕暮れのせつなさを覚えた
彼女は髪を切る
すべての音がかすれて
握力すらうばわれていく
in fact you can't touch

いつかは空へと落ちていく
もしくは昇っていくように
今日がなかったことになる
明日を待たなくてもよくなるよ

自動ドアはいそがしく
彼女はうずくまる
背中に痛みを感じるように
太陽に亀裂をみて
like what to us

いつかは空へ落ちていく
もしくは昇っていくように
今日をなかったことにする

(everything for you)
2007.11.11
朝になったら意識をなくす
うお座の街が映画をわすれて
終わりの糸をひいている

身体はないんだ
記憶になるまえにうまれて
空気をほおばっていたんだ
蹴飛ばす靴の底に砂
粉雪みたい

錆びた夕暮れに手をのばしてる
静かにうごめく水滴を吸い込む
正解を知らないんだ
そっと尽きていく

足し算も引き算も苦手
ちゃんと笑っていれるかな
通過するすべてを愛せ
手を触れてその窓に呼ぶ
遠い日のこともみらいのことも

(ワンダーランドのきせつ)
2007.11.10
寝返りを打つ合間に
シャープペンシルの芯をさがす
細い髪が住まわせている
ひかりの一粒すら逃したくないと
わがままにも感じている

エイチビー
そう呟いたあなたのかおが
炭素のにおいで揺らめいている

(日常の端)
2007.11.10
とうぶんさめないはずの手を
わざわざぬれた欄にのせ
プールからあがったみたいな
気温のなか呼吸をためらっている

いつ雨が終わったのか
たとえばそこで声が波打つ

夕方にもなりきれないぼやけた色々
不意におちていく破片にさえも
ひかりが群がっているよ

遠くなるにつれて薄く
街並みは空白に下敷きにされているよ

(after rain)
2007.11.07
大嫌いなひとみをあわせて
蹴飛ばしたプリント誰のだったかなんてしらない
物音に目をふさいで
空気をうごかすだけの眠りでも
i can't touch your mind which was my place.

言葉にする必要なんてないの
間違ったっていいってきみはいう
教室のひろい窓から
飛び降りるなら後姿はシロ

(gdgd)
2007.11.05
正面衝突する才能はもってないです
なんていう戯言
さよならばかり好きだからだろ
すてきなツッコミとまぼろしみたいな
地図上の架空都市
街はイルミネーション
すべてを詩としてみられるか
そんなことはどうだっていい

褪せたカーテン
ギターの記憶
隔離された隔離された隔離された
屋上のベッド
仮・腐れた

買ったばかりのサンダルはもうすっかり寒いからはかない

あれほど我慢しろっていったの
生い茂る草がみどりなの
目蓋にはりついてとれないの
白い壁の向こうや
振り向きざまにすきなひとはいないの

リボルバーに憧れる夏の浜焦げる煙草のにおい
少年・がさついた手の甲の落書きは波紋みたいだ
若しくは
心臓をゆらしている新宿のビルみたいだ
相変わらずレイニー
そんな皮肉

恋をしようよ犬派だけどさなんて誰宛アンチテーゼさ

名前なんか知らん
だって
写真の場所にいったことなどねえ
言い訳がましく真実を
裏の裏の裏の裏は裏?

落ちた花びらは満月の隣
水面を這うようにながれ
いつのまにかさびきって忘れられる運命にある
無理して儚くしないでよ
全然余裕まだ使えます
あなたといるとつかれます
泣きたいのならそれでいいんだ

耳を澄ませば電車に紛れて聞こえる銃声今日も明日も

たかくたかくたかく飛べ
どっかいけ
輪唱合唱国歌斉唱

だれも見てない南中時刻
ずっと焦がれていたことをする
少女・影に呼ばれて横道にそれるように
飛んでった答案は四捨五入して
100点でした

街はディストレーション
空中にはきみの寝顔と百億本のばらの花
すべてを詩としてかたれるか
そんなことはどうだっていい



ねむりのこない真夜中と昼 早弁するなら国語の時間


(青春劇中歌)
2007.11.05
たまには諦めてみるんだった
そういえば願いごとのたぐいは
だれにも言わずにいるのがいいんだった

半透明の文字をすくう

実験のとちゅうで醒めた心の片鱗が
ただながれてゆくのかと
問うたひとの顔をとらえる

たそがれるのであれば明日
単位さえわずらわしくなり
記号が並んだあさの風景

ぼろぼろできたない布が
ひかりを浴びてうすくなるとき
流線型は空気になる
たぶんそのむこうへゆく

ほら忘れろよ

そうしたとたんにあらわれるならと
期待することで失うんだった
ずるがしこくなる僕らのために
だれひとり歌わないんだった

(正夢/忘却の瞬)
2007.11.02
俺の手の骨の直線を
君がすっと裂くように撫でる


バスを待ってもう九時間
なにも迎えにこないまま
前景
暁が燃えている
とめどない衝動のありかを
耳打ちされたかのように
心臓がふるえる

歪に呼吸を乱しながら
同じような名前を呼び合っている
しらんだそらに睨まれて
立てた爪は鈍色


世界の表情は忽せ


かぜ、は風のなかで
胎動をくりかえし
俺たちはそれに見惚れている


(暁に燃えている)
2007.11.01
髪を切る
髪を切る

噴水が目眩を呼ぶ
順番に殼を脱いで
痛い場所に文字をきざむ

髪を切る
かみをきる、
涙の落ちる速さより
鮮やかに宙を裂く

眠れない目蓋の裏
ひかりをさがして倒れこんだ
いつか

校庭の砂噛みながら
みあげたそらから鈍痛

髪を切る
髪を切る

ことばをなくす
かぜのするどさ

(cut it)
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