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2007.10.30
産まれたのは透明な冬
冥王星のなまえをもらった



彼女は海に飛び込む
後姿は蝶の背骨
白い指で息を止めても
朝はきっと来ない
細い髪がやわらかくゆれる
スローモーションで罅割れる肌に
突き刺さる

いのる、くちびるの、僅かなうごきで
紡がれた物語
誰も知らない物語に
なみだする


寝台
結露した窓に
はりつける頬は冷たい
流れる景色にみとれている
空気は凍って
モノクロの古いフィルムが
網膜に灯す像だけ
色あせながら尽きていく


鳴き声が聞こえる


割れたガラスを拾い集めて
コンクリート傷つけた
彼女がみてた夢を描くんだ
失くした指輪のことも
わすれて

叫んでいる?


消えたのはとうめいな冬
呼ばれて連れて
ころんだきりの


(冷え切った冬の最果て)
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2007.10.30
さよならのかわりに泣く
花はちり魚は死に、きみはきえ
どこかとおくの街へと
わたしは声をとどける

きこえるのものはない、眩しさやまなざし
忘れられないもの、好きだといったことば

この世界あわい吐息
花は塵さかなは詩に、きみはきえ
だれもしらない場所へと
飛ばされていく生ぬるい
鼓動

(心臓を摑む)
2007.10.29
さよなら たとえば服を脱ぐ
人間的な意味合いで
キスする?痛みはとれないまま
明日には死にたい死にたい、死にたい

(today to die)
2007.10.29
ゆうぐれ、聞こえるピアノは群青
きみにそめられた爪先からぜんぶ、(けせない傷)
痛みはやわらかく私の髪をなでては
あえない虚像へとみちびこうとする
(なんて、すてきな魔法!)

声は心臓、心臓は世界の終わり
なまえもしらない誰かのため神さまにお祈りをして
(つないだことなどなかったけれど、)
手をふって思い切り地球におちてゆくんです

さよなら、ハロー、また明日はいつ
未来や過去のどこか、まだ気付かないで、どうか
どうかきみをすきなまま眠れ
(、おやすみ)

(i hate you and i hate you♥)
2007.10.29
あかるい空
カーテンをひいて包まれて
そのどこかに羽根をみている
呼吸が彩度をわすれて
いつか廃れた街のようだった
足音は屋根をつたって
きみに会いにゆく
こぼれてくるひかりは
きみがながした涙に似るから
できるだけ目を伏せる

くもの巣みたいな糸を
追う視力はいくらか減って
もう底
うまれたときの眩しさを
再現できない左手
灰色のうすい紙を
ながめては破り捨てた
はだしで水たまりを踏めば
跳ねたしずくに眼をやる
つないだ手をすっかり忘れた頃
まどを叩く振動を聞いて
横たわる
痛みのとなりに安らぐ
帰ってこれた世界の無音
いとしい

空中を舞うすべてに
焦がれて腕をのばしてしまう
焼きついた景色を
ふりはらうには脆すぎる
からだはきみを覚えていて
こころがずっと呼んでいた
きみのうたが染み入って
はだ色
確かな傷がついている
同じ場所
ひみつのばしょに

(スワロウテイル)
2007.10.26
揺らめく日の出を感じて
入り込んだ水滴に項垂れた
フライ、デイ

卵のような数々
いつか私がうまれた海

意識は底に吸い寄せられ
薄みどりの壁を
追いかけて吹くかぜは煙たい

僕らのこと
誰が呼んだのかひどくせつない

(よわりゆく)
2007.10.25
死ぬ場面は赤だと思う
ベランダの低い空に今飛び込めるような
気がした
強がりで弱い自分が嫌い
死ねない

いつか生まれ変わったら
同じこと
染みるでしょうか

剃刀は指
恐いものなんか
ないよ

落ちる落ちる落ちる落ちる落ちる落ちる落ちる落ちる落ちる落ちる落ち

(12M)
2007.10.25
カメラが鳴らす音
ぎこちない夕暮れサイレン
涙なら砂糖をまぶして
砂を噛みながら階段にすわる

沿われる風を殴っては
ひろわれない孤独におちて
ただ薄くなる影をみていた

ねえ
その視線すら縫い合わせて
一生はなれなくしたらさ
多分きみのこと嫌いになる

(錆びた足)
2007.10.23
眩しいばかりの太陽光を両手からこぼしても気にしない/トラックを渡っている指定のスニーカーはもう白くなかった/流れていた似非ロックに耳を奪われていたはずの観客/落ちない朝日をふいによぎらせ瞬きが凍る/3時間目に致死量を/砂を肺に詰め込むように吹く風は乾いている/重力にまかされて架空の汗が飛び散った/前も後ろも人がいた/私だけがずっと先走っている/あ、倒れる/息をのむと停止する世界/青空が落下する

(死ぬかと思った)
2007.10.22
きみとぼくの果てしない隙間に
線を引いても誰も気付かない

味のない弁当の鮮やかさ
思い出す
眩しいばかりの吐き気を催す
昇降機という名の箱

終わらない水平の純粋さに
ふれてしまっただろ
そして
憧れてしまっただろ

(100円で地下鉄の音を聞きにいく)
2007.10.22
壁を踏む 白い雪
さよならさよなら

プラズマの波にさらわれる
さよならさよなら

重力に逆らって
さよならさよなら

骨を切る 鋭角の腕
さよならさよなら

ねえ消えて

(ss)
2007.10.22
pm19:37
左膝が痛む、たぶん此処は現実
弾を込める
右手人差し指中指

am6:30
ここから想像
世界の終わりを渇望しながら
目覚まし時計を止める朝
すぐそこに

(脳震盪)
2007.10.22
苦いから一気飲みがいいって
むかし誰かに聞いたから
今度実践するつもり
バスはまるで宇宙船
どこに飛ばされるんだろう
たとえばきみそんな疑問も
放ったままで眠れちゃうのが
すきなんだ

足跡は後ろに続き
カラフルな雲がそれを見ている
明日もずっと息苦しいと
予想できるから諦められる
今じゃもう言い切れない
突発的に振り向いた
銃声に耳を塞ぎながら
きみと彼女がキス

(keizibutsu)
2007.10.22
夕焼けが灰色だった
と、きみがいったから
思わず笑みがこぼれてしまう
ねえそれ
焼けてないよ

ビルを壊すのはヒーローの役目で
夢をみせるのは天井のそれ
want you to work hard

そういう感じで一歩目
そしていつか二歩目を

湖は200センチ
おぼれるには十分で
きみの髪が放射状になびく

ねえ俺
夕焼けのことがすきだったんだ

(浄罪)
2007.10.22
赤い破線を繋ぐ
きみの手のひらの上は
眩しいほどに平らだった
愛、という字の
ひめられた切なさに
揺さぶられている朝は
相変わらず遠い日射し
浴びている

ことばを池に投げ入れ
羽化寸前の音律に
思いを馳せ
そんな隙間を埋めるのは
ラジオかテレビの罵声
空間は捩れずに
目線だけが果てしなく
走る

どうか 
わすれてしまえ

(遠景)
2007.10.22
クレーターって何
気だるく倒れる
教室の端っこで
きみに愛を囁く
隕石とかが落っこちてさ
眠たそうに起き上がる
保健室は白
それってさ、いつの話
ちかちかと不安定に
点滅を続ける
僕らの上の
蛍光灯
しらない
むかしのことだ
ただ地球はまわってる
破った手紙は
水槽に浮く

(古傷)
2007.10.22
君を壊したり創ったり
破いてみたり殴ってみたり
撫でてみたり剥いでみたり
恋をしてみたり、
目を見つめてみたりするのは


のなかだけ
      で

目覚めたら現実に嘔吐する

(落下)
2007.10.22
枯葉を踏むスニーカーはすこし
わたしが履くにはおおきかった
ざくざくと並ぶ音

書き換えることのない記号の列
凍った声がじんわりと溶け
川にながれる

感じることはできて
さわることができないから
永遠に夢の恋人

デジタルカメラを袖にかくして
とおりすぎる後輩の挨拶に手をふる

また世界がまばたくのを
見逃した
美しいものはすべて

きみにいつかみせる予定でした

(呼吸のとなり)
2007.10.22
游ぐ星、信号待ちの私の前をかすめ、飛んでいく
手をのばす一瞬、軌道を目にして、心臓がはねる
まだ青いそら、かたむく地平にみちびかれて、春
尽きない赤、まだ赤、追いかける幼いゆび
あやういひかり、空気に声が滲む、人々の
足音は群れ、ビルディングの屋上に、並ぶ
まばたきの合間、消えた
ファインダーに虚空、空を切る

沈む星、群青は彼方から、はびこって
ぬるい海の底、さかなたちはちらばり、泣く
赤茶色に錆びた花、潮風にさらされ、のせられて
その光景をみる、雪原が壊された、正午
よせあう呼吸、しずかにサンジュウナナドシー、揺れながら
軋むブランコ、反射してとどかない、水のいろ
停止した画面に、落ちた
その先死角、今、おぼれる

(双星)
2007.10.19
あなたが何処にいけるかとか、
そんなことはどうだっていい

手を繋いでさえくれれば
キスだっていらなくて
たまに名前を呼んでくれれば
目を合わせなくたっていい


っていう、嘘と
ほんとうの隙間の、曖昧な部分を
あなたにどうみせるか
番号押してから
かんがえて
いる

(090)
2007.10.19
あ、こぼれてくる

凍った肌にふれる手は
絶対的なせつなさの温み

とけて滲んで甘い部分が
さきになくなる、もう、すぐ

鳴けるか

なあ、ねえ、ためらうんだ
いつも
じんじんと伝わらない
眩しい世界

呼んで

(37℃)
2007.10.19
音が止み
ひかりがうまれひかりがうまれ
落ちる

まもれなかったもの、思い出して
ため息が冬になるの

どこかで
水平線が傾くのを
嘆いてるひとたちがいて
その中の誰かが私の恋人だったひと

そんなに呼吸が必要だろうか
ひとつずつ灯かりを消して
眠れ

(深度)
2007.10.18
はじまり
が、終わりと同じだった
眼を瞑ればどちらも聞こえる
はるか彼方の記憶から
抜き取った3枚の紙
気付かれないように破り捨てて
燃えるゴミの日を待って
眠る

目の前を過ぎる
君のなにもかも眩しくて
手を伸ばした
折れそうな羽根
強さだけが見えて
どこまでも
浸って怯えて包んでいく
突き刺すような音の中
掻き分け見つけた白い城、
ふたりして背きあって泣く
いつまでも
消えない、痛み、や
僅かな期待
あの星
きみの名前を呼び続ける
かえしたはずの場面
未だフラッシュバック、
電話越しの悲鳴に
満たされた

運ばれていく車両の中
滲まない思いだけ
滲んでしまってよかったのに
絶望、という名の
声明や生命や証明
青く鳴り響く鼓動の果てに
君の世界が浮かぶ
振り向いてしまう
止め処なく溢れだす衝動は
壊れそうに熱く冷え切った心臓
未完成な畳の上で思い出したなら、ねえ、朝
弱さだけにみえて
駅前の五月蝿い灯り
傷を照らすそれを隠す左手は温度
失くした
ひかりよりもひかりよりも
ひかりよりもひかりよりも
君よりも、誰よりも
きみよりも

その白、呼吸の度、血管に紛れ込んで
僕らのすべてを掻き乱す
駆け抜け突き抜け燃え尽きる
二度と重ならない幸せやずっともつれたままの
痛みが

(you & you & i,
 white or blue eyes were bright in the world)
2007.10.18
どこから来たのかしらないけど
舞い込んだ白い羽
前も後ろもないみたいに
ゆれる
頬を殴るような風おもいきり吸い込んだ
それでもなにもぬぐえない
青い
あわい、眩しい
世界
まだ月は



こないね
ただ濃い影を踏んでいる
透明のありかをしらない
自分自身の影
君にはずっとなれないから
他人の背中に埋もれながら
吐き捨てる言葉すべて
いつかきっと
灰色に
なる

(水滴)
2007.10.15
経験値ゼロに戻る瞬間
それはたぶん死んでいるときと
うまれそうだったとき
子宮の中で
組み込まれた遺伝子になんの疑問も持たずに
呼ばれるべき名前を想像する
266日間をこえて
何億秒もたった今
音じゃなく意味として
やっと覚えられた気がした
くすんだ空は水滴の向こう
絶対はがれないといわれたら信じてしまいそうな
色だった
乾いた絵の具は淋しいけど
好きなひとの匂いをさせて
月曜日の階段
のぼる筋肉痛の両脚
立っていることすらそういえば夢のようだったと
思い返す
眩しい世界はいつのまにか薄れ
くらがりの足音が聞こえる
すっかりとけたバスロマン色の優しさや
さみしさ、といった類の成分に
涙腺を刺激されている
つついたら張り裂けてしまいそうな
したたる予感

いつだろう
いつだろう
すべてを失くしてしまうのは

(zero)
2007.10.14
世界の終わり行きのバス
乗り遅れてしまったから
ピンクのガム吐き出した
坂はずっと続いてるみたいで
太陽は順調に傾く

息も街も白くなる頃
あかい霜焼けの指と指を
擦り合わせて人を待つ
カーキ色のモッズコートは
少し長いけどあったかい

轟々と鳴る車輪の音に
振り向かなくても色は知ってる
シーグリーンは海の底
轍をつけて何処まで

壊れた日傘を持ち上げる
灰色の両腕はいつも
さわれない景色のことを
何よりもよく知っている

(冬待ちの君)
2007.10.12
いらないものがおおすぎるんだ
ねえ私たちは

両手でそらをはかろうとする
出来ないよ
できないよできないよ
わかってるのに希望をすてない
あしをとられて倒れこむ
砂地
じんわり自分をしみこませて
満足する
満足したふりをする
あ、あ、あ、
声はまだ出るか
あ、
もうだめかな
何度もためす
テトラポッドをカメラに収めれば
もう二度と海にこなくても
生きれるような気がするけれど

あ、あ、あ、
嘘をついた
太陽は嘘をついた
私たちは嘘をついた
私たちは
うそを


疲れた
しゃべる言葉たちが
汗をかいているようにみえて
思わず目をこすった
たぶん錯覚
乾いて
肌は適応する
潮風に撫でられて
しだいに鈍感さをなくす

あ、あ、あ
声はまだ出るか
いつか出なくなるのかな
ぶれていく話題
三半規管
って
たぶんこのへんだよね
細い髪にくすぐられる
小指
どこかに捨ててあった花火と
どこから来たのか野良犬が
ちょうどいい
ね、こういうとき、映画だ
私たち、映画のなかだ

無邪気に
ひざまでぬれて
スカートを両手でおさえて
息が白い
冬の星
もうみえない
はじめから知らない
だって
夕方すらまだ遠い

あ、あ、あ、

嗚呼
ねえ生きている?
確かめるまでもなく
すべてのものがリアルで
逆に偽物みたいだった
笑える
わらえてしまう
あ、あ、あ
大事なものがおおすぎるんだ
ひとつこぼすと
死にたくなるから
無重力を味わって
息をしている
好きなんだ好きなんだ好きなんだ

絶望
その次に浮かれて
ざらつく循環にさらされている
錆びたり腐ったりするまでに
なにができるのかな
たまにかなしくなるんだ
どうしようもない
美しさに
消えてしまいたくなるんだ
ね、くだらない、感傷で
傷だらけの足首を
つかむ遊び
あ、あ、あー 
糸電話よりも危うい
みえない線があるのかな
ほんとうに
あーーー
聞こえますか
きっと殴りとばすよ
都会の喧騒もなにもかも
追い抜いてこの声は
飛べ
おねがい
とんでほしい
あ、あ、あ
すきといって


きらいなものがおおすぎるんだ
私たちには
ねえこたえて
知っていること全部全部
おしえてよ
わがままに
流れている時間も
とめて
はねるしずく
短く切った髪にひかる
シャッター
シャッターシャッターシャッター
あ、あ、あ
あ、鳥
シャッター
あの鳥たちはどこへ行くかな
私たちの
しっている国だろうか
川もビルもない場所を
見たことがあるんだろうか
私たちはないよ
もうずっと
与えられた世界のかけらを
片っ端から疑うことだけ
しているから
愛しいんだ

あ、あ、あ

うみだ

ねえ


うみだ


うみだよ


(少女たちと海について)
2007.10.11
渇いた世界に君の涙が染み込んで
廻り出しそうな太陽に
思わず目を細めた

眩しいんだ
寂しいんだ虚しいんだ逢いたかったんだ
好きなんだ

あらゆる思考は途絶え
たったひとつの信号がシナプスに伝わる時
網膜が結ぶ像、



好きなんだ

(cynic synapse in grew)
2007.10.11
なにも聞こえないとおもってた真っ白い部屋の中で
どうしても響いてしまう心臓の音がうるさい
蝉、ってそれだけで懐かしいしなんだか桜もみてみたい
シアンにはもう飽きたんだファインダーがどうしてもせまい
ああ

かわる めぐる さよなら ハロー
どれを選べばいちばんに真実にちかくなるのかな
すき、という二文字にすべてをつめても
いろんな場所に映画があるからかすんでしまうんだ

(レンズのない世界)
2007.10.11
自転車が壊れたから
飛び降りて泣いたふり
ちいさい足石を蹴って
飛ばすもっと遠くに
広がってた緑の波
いつのまにか黄金色
目をとじたら去年も多分
こんな感じだったんだ

砂を浴びて軽くなって
水を飲んで乾かされて
だれのように求められて
動けなくなるのかな
重ねあってもがいてみて
逃げたくて悲鳴上げて
心の中ひっかき傷と
名前ふえていくのかな

しろいままで泳いでいた
あの腕にさわってから
錆びたフェンスすら透明度
20パーセントの屋上
ゆれる地図ふさぐ絵の具
汚れた指ひねる蛇口
いつどこで出会ったか
そんなことも忘れるかな

(いとしい傷)
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